夕方、買い物をしていて、偶然、花屋の前を通りました。
父の日のプレゼント用のキレイなお花が、並んでいるのが目に入りました。
私の父は11年前に、62歳で亡くなっています。
そう言えば、生前の父に、父の日らしいことを何もしてあげられなかったなと思い出し…
可愛いひまわりの花を購入し、急いで、母の所へ行き、父の仏前に供えて、手を合わせてきました。
父は私にたくさんのことを教えてくれました。
今日は、そのうちの1つをお伝えしますね。
私が、個人事業主として開業する少し前のことです。
父に「お店を開業したい」と話していました。
すると経営のいろはを教えてくれました。
その中で、現在も大切にしている父の教えがあります。
それは
『「与え切る」ということをやりなさい』
という教えです。
あなたは「与え切る」ってどういうことだと思いますか?
自分の持っているもの、提供できる価値を全て出し切る。
私はこれに尽きると思います。
ついつい与える前は
・本当に相手が喜んでくれるだろうか
・これだけしたら、どのぐらいの見返りがあるだろうか
と、いろいろ考えてしまいますよね。
しかし父は
『相手がどう受け取るかは考えずに、与え切りなさい』
なぜそんなことを教えるのかなと思っていた当時の私に、父はこう続けました。
『大抵の人は、与え切ることができない。だから、果優(私)は与え切りなさい』と。
あれから時が流れて、現在ー
倫理法人会でご一緒させていただいいた、大先輩の経営者さんから「与えたものしか与えられない」と教えていただく機会がありました。
正に、父の教えと同じでした。
父も、『自分が与えたものと同等の価値のものしか、受け取れない。』
と教えてくれていたのです。
教えてもらってから、十数年。
ずっと、父の教えを守ってきたつもりでしたが、これが本当に難しい。
仕事はもちろんのこと、子育て、夫婦関係でも、「与え切る」を意識して取り組んできました。
やはり、与える前に頭をよぎるのが、感謝されないかもしれない。
娘においては、私が何かをやっても、そっぽ向かれるかもしれない。
そう思ってしまうんです。
「もし相手が受け取らなくても、あなたは与えますか?」と試され続けてきた十数年だったと言えます。
改めて、父の教えを思い出して、最近気付いたことがあります。
なぜ、この「与え切る」が難しいのかを考えていて、ひとつの答えにたどり着きました。
そして、この答えが、父が言っていた、『大抵の人は与え切ることができない』理由でもあります。
それは、与えたものが返ってくるまで、めちゃくちゃ時間がかかるからです(笑)。
「こんなに頑張っているのに。」
「全然返ってこない。」
そう思ってしまいますよね。
だから、大抵の人は与え切ることができないと、父は言っていたんです。
私もこの時間差、苦痛でした…
ちなみに与えたものが返ってくるまで、私の体感で8~10年くらいかかりました。
特に子育ては、ゆったりとした精神で与え続けることが大切ですね。
お掃除屋さんになって2年。
まだまだ、学ぶことがたくさんありますが、父や、大先輩の経営者さんの教えを、今日も実践しています。
・お掃除の技術
・笑顔
・自分の持ってる価値の全て
今、私が持っているものを、これからも出し惜しみせず与え切る。
そして、自分には何が与えられるのだろうと待つのではなく、常に周りの人に与え続ける人でありたい。
そんなことを思った父の日でした。
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